後書きのようなもの
「――て事やねん一緒にネタ考えてくれ!」
「アンタアホやろっ!?」
発端は精秘薬商会に『水の銀貨』なる冒険のハナシを書き込んだ後。
数日後、京都の友達の家に遊びにいく。
「なあ。やっぱアレかマジックアイテムオチがエエんか。エエんか!?」
「ありがちやなあ。」
「そもそも砂漠にで『水』って時点で安易。」
つまりこのネタを出した時点で何のネタも浮かんでいなかったワケです。
「『銀貨』やけどなんかこう、モンスターとかどうなん?」
「モンスター?」
「いや、こう財宝を護ってるねん。銀貨がこう――」
「分っかり難いなあ。」
「自分、アタマ悪る!(笑)」
「ほっとけやっ!!(笑)」
十一時過ぎから始まったネタ考案(正しくは『銀貨』のネタのみを話し合って
た気がするが)も既に夜半過ぎ。酒が入っていた事もあって、次第にだれる。
「取り敢えず、取り敢えず書いてみるわ。パソコンかしてな。」
「んー、じゃあ俺はFF6でもやっとくしー」
背後に戦闘のBGMやらが流れる中、執筆を始める。
数分後。
「なあ。」
「はい?」
「BGM、俺が言うたらそこ行ってくれ。例えばドマ城とか!(笑)」
「どんなシブイシーンやねん、ていうか行かんし!(笑)」
序盤を書き上げて、見てもらう。
「どう、最初の十行目までやったらラブコメに切り替わりそうやろ?」
「あー、そうやね。っていうか早よ書けや(笑)」
そうこうしている内に午前2時半。
「眠い。寝るわ。」
その台詞を言ったのは友人ではなく自分であった。
後日。学校から帰るとなんか必死になっている自分発見(笑)
こんな状況で書いた文章ですけれども、少しでも楽しんでもらえたらいいな。
なんて。
感想とか聞かせてもらえたら、今後の参考にします。
「ていうか、こういうキャラも出して小説書け!」
なんとかなるかも知れません(笑)
みやたより:
どうもお忙しい中、cielの世界を広げてくださってありがとうございます。
ザクロさんとの掛け合いをもっと見てみたいなーなんて。
若い頃は相当苦労してそうなジャンに乾杯!でした。