1.PBeM《ciel RASEN》とは
ようこそ《大陸》へ。PBeM《ciel RASEN》は、みなさんの行動によって物語をつづってゆくeメールゲーム(Play By e-Mail/PBeM)です。
インターネットに接続できる環境と、送受信できるメールアドレスをお持ちの方ならどなたでも参加いただけます。
キーワード | ファンタジー世界 | 人間ドラマ | 結果小説型 | アクション・リアクション方式 | 期間限定(全7回) | 有料 |
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※今作は有料運営となります。詳しくは「4.参加費について」をご覧ください。
2.当サイトにおける用語説明
- ■PBeM
- eメールを利用して遊ぶ(Play By e-Mail)ゲームのことです。PBW(Play By Web)の一種ですが、PBC(Play By Chat)等とくらべると進行スピードはあまり速くありません。行動による状況変化と会話のレスポンスを楽しむより、じっくりと世界の謎にひたりたい方、長文を読むのが苦にならない方向けです。
- ■《ciel RASEN》
- 当サイトが運営するPBeMシリーズ《ciel RASEN》はすべて、オリジナルファンタジー世界《大陸》を舞台にしています。今回はPBeM2007、サブタイトル「Crusade」です。
- ■参加者
- ゲームのプレイヤーである、みなさんのことです。
- ■キャラクター
- 参加者の分身となる《大陸》の住人です。《ciel RASEN》では自由にキャラクターを作成することができます。詳しくは「参加方法」をご覧ください。
- ■アクション
- メールによる、キャラクターの行動申請です。物語を読んでキャラクターが次にとりたい行動を考え、アクションとしてお送りください。「アクションをかける」ことができるのは7回です。
- ■マスター
- キャラクターの行動を判定し、全キャラクターの行動結果として「物語」を1章ずつ執筆します。《ciel RASEN》では、サイトの管理人とイコールです。ご意見・ご要望等遠慮なくお聞かせください。
- ■物語
- 全キャラクターが登場する、小説型の行動結果です。リアクション、リプライ、ノベルなどと呼ばれることもあります。現在は序章だけしかありません。ゲームが進むにつれて1章ずつ公開されていきます。
- ■登場人物
- 狭義では、物語に登場する、キャラクター以外の人々、いわゆるNPC(ノンプレイヤーキャラクター)を指します。参加者のアクションによって行動しているキャラクターたちと異なり、独自の考え方に従って行動しています。キャラクターたちの行動次第では、敵になったり味方についたり立場を変える者もいるかもしれません。
- ■序章
- 物語のはじまりです。序章にはまだキャラクターは登場していません。
3.ゲームの流れ
- 参加方法の手順に従ってキャラクターを作成する。また序章を読み、第1章のアクションを作成する。
- 作成したキャラクター情報とアクションをマスターへメール送信する。
- マスターからキャラクター情報・第1章アクション受理の返信(*1)と、参加費納入先の案内がメールで届く。
- 参加費を納入する。
- マスターがアクションを判定し、物語の第1章を書庫に公開する。
- 公開された物語を読んで、キャラクターの次章の行動をアクションとしてマスターにメールする。(以下、7章までくりかえし(*2))
(*1) 参加希望者多数の場合は抽選とさせていただきます。
(*2) 章公開からアクション締め切りまでは2週間、そこから次の章公開までは3週間、というサイクルが基本になります。詳しくは運営スケジュールをご覧ください。
4.参加費について
5000円(全7回)※一括納入です。
過去作は無料で運営してきた《ciel RASEN》ですが、私個人の環境変化によって時間の確保がこれまでのようにいかなくなってきております。
そんな中で遅延なく運営していくためにはどうしたらよいか。
《ciel RASEN》に対する時間配分の優先度を上げたいということ、さまざまなコストについて幾分かの担保を得て安心したいということ、それから私自身のモチベーションUPなどなどの点から、有料でならば実行可能ではないかと考えました。
どうかこれらの点をご理解いただいた上で、参加を検討いただきたいと思います。
5.キャラクター作成の前に
- 《ciel RASEN》は「物語をつくっていく過程」を楽しむゲームです。そのため、他のキャラクターや参加者に不利になるような設定、過程を楽しめなくしてしまう設定は、許可することはできません。ご注意ください。
- 「世界で一番強い」「神の末裔で自由にその力を使える」「何でも知っている魔神を従えている」などの絶対的な設定は、許可されません。
- 「登場人物(NPC)の生き別れの兄弟」などの唐突な肉親関係も、許可されません。
- 上記以外でも、マスターの判断により許可できない場合があります。
- 登録できるキャラクターは、ひとりまでとさせていただきます。能動的に行動を行わない獣等は、これに含みません。
- 物語途中での設定変更はできません。設定の追加は、登録時の情報に矛盾せず、かつそれがキャラクターの行動により深みを与えるとマスターが判断した場合に限り可能とします。
過去作品の参加者さまへ
PBeM2007は、《大陸》という世界観こそ共通ですが、過去のPBeMの続編ではありません。時代は10年後、3代目統一王の下で繁栄する世界です。前作とのつながりはなく、前作の登場人物たちが登場する予定もありません。前作と同じキャラクターでご登録いただいても、前作とまったく同じ描写ができるとは限りませんし、新規のキャラクターと有利不利の差が出ないように判定します。
以上の点から、同じキャラクターの継続登録は不可としますのであらかじめご了承ください。偽名・記憶喪失・生まれ変わり等もご遠慮ください。新しい人生を楽しんでみましょう!
6.キャラクターの作成
- ■名前(カタカナ推奨)
- ■あだ名
- 本名の一部あるいはその生をイメージさせる言葉、かつての二つ名など。カタカナでなくともかまいません。
※物語中での呼び名が「あだ名」になるわけではありません。 - ■性別
- ■職業(思いつくままで構いません)
- 過去のPBeMの参加者名簿なども参考にしてください。
- ■年齢
- ■話し方
- 声の質やくせ、一人称、二人称などの他、目上の人に敬語を使うかどうか、名前は「ちゃん」付けか「さん」付けか、決まり文句など。
- 小説である物語の中で、おそらく一番キャラクターらしさが出てくる部分です。
- ■性格
- 人と人との関わりによって物語は進行していきます。他者に対する考え方(ひとなつこい、疑い深い、女性を尊ぶなど)も設定してもらえると、書きやすく助かります。
- ■好きなこと、嫌いなこと、得意なことなど
- ちょっとした日常描写の参考にします。
- ■外見
- 髪や瞳、肌の色、体格、服装、持ち物などなど。
- ■パルナッソスに来る前はどんなことをしていましたか?
- 物語に登場する前の状況を教えてください。
(どこどこへ○○しにいく途中だった、××と一緒に○○していた、など)
※ファンタジー世界《大陸》のどこかに限ります。現代日本等は不可です。 - ■自分はこれから何を為すべき(あるいは、何を為したい)と思いますか?
- 名をあげる、愛する人を見つける、裕福な暮らしをする、ほしいものを手に入れる、などなんでもどうぞ。
- ■ものごとが思い通りに行かないとき、どんなふうに考えますか?
- 酒を飲んで忘れる、いつまでもうじうじする、それはそれで割り切って別の楽しいことを考える、など。
- ■喜び、怒り、哀しみ、憎しみ。日々の生活で感じることが多いと思う順番に並べ、たとえばどんな時にそう感じるかを教えてください。
- (例)憎しみ>怒り>喜び>悲しみ
憎しみを感じる時=人を殺して追われている。追い詰められるたびに、殺した相手の顔が浮かぶ。
悲しみを感じる時=はるか昔のことだが弟を流行り病でなくして以来、味わっていない。
- ■キャラクターを一言で表すと?
- 漢、犬、マッド、炎、sweet、日曜日などなどなんでも。
- ■自由設定(ご自由にどうぞー)
- 【あなたの情報】氏名、住所、メールアドレス、ハンドル
- ハンドルのみ、「参加者名簿」に公開されます。連絡先はフリーメールでもかまいません。
- 個別物語情報などを添付ファイル付で送信する場合があります。
- 【第1章アクション】
- 選んだ指針と、とりたい行動、マスターへのメッセージをお書きください。
- 目的、手段、その時の気持ちなども忘れずに。
- →「7.アクションの書き方」も参考にしてください。
《ciel RASEN》には、レベルや能力値といった数値はありません。数字の大小ではなく、発想や行動、感情や想い、そしてキャラクターの「らしさ」によって「物語」は紡がれます。いかがですか? あなたのキャラクターは、《大陸》に生きる一人の人間として、自分らしさを持っていますか? あるいは、これから自分らしさを探しに行くことができそうですか? 今一度、考えてみてください。
7.アクションの書き方
物語の中で、キャラクターが何をするのか。何をしたいのか。それがアクションです。章ごとに「次章の指針」が簡単に示されますが、これは参考程度に考えてください。また、二つ以上の指針にまたがるような行動は、リスクが大きく、失敗しやすくなると考えてください。二兎を追うものは一兎を得ず、欲張ってあれこれ手を出すよりも、行動目的はひとつに絞るのがおすすめです。
最低限アクションに必要なのは、「これがしたい!(行動)」「なぜなら、〜だから(動機・目的・意図)」「そのために〜します(手段)」「〜だと感じました(そのときの気持ち)」です。同じ目的であっても、手段はキャラクターによってさまざまですし、その行動をとっている間にキャラクターが何を考えているのか、どう感じたのかは、物語にいろいろな影響を与えることでしょう。
――たとえば敵に剣を振り下ろすにしても、それが怒りからなのか哀れみからなのか、はたまた自分でもわからずただがむしゃらに剣を振るっているのか……相手はあなたの気持ちを受け止め、それに応じて行動するでしょう。あなたのキャラクターがどんな感情を抱いているのか、表現できるのはあなただけなのです。
キャラクターの口調でちょっとしたコメントなんかがあるとうれしいです。あとは、登場人物の誰々がイヤな奴だとか、このキャラクターの台詞がかっこよかった、なんてのも、やっぱりあるとうれしいです。非常にマスタリングの参考になります。
そして、アクションをかけるという形で物語に関わることができるのは、7回だけです。物語の展開を読んだり、次回以降の行動の布石を打ったり、もちろんキャラクター同士で相談し、協力して行動するのもありですよ。
それではマスターも唸るアクション、おまちしています。