第1章|死に至る病|森の賢者|マスターより|
マスターより
お待たせしました、物語第1章です。まずはキャラクターたちの紹介をかねて、随所に設定をちりばめてみましたが、いかがでしたでしょうか。お供連れのキャラクターが多いので、ずいぶんとにぎやかな感じです。序章ではあまり、というかNPCすら動かさずに、自由度をかなり高くしたつもりでした。物語上に語られている情報は、たとえキャラクターがその場にいなくても、知っていることにしてかまいません。もちろん、あえて知らないことにしてもOKです。
位置関係について補足します。ディルワースの街から賢者の家までは、ほぼまる1日の距離です。賢者の家にいった人たちは、森の中のシーンで終わっていますが、次回は街に戻ってきていても構いません。物語の1章分は、数日間のできごとだと思ってください。わりと多彩な行動が可能だと思いますが、3日分の行動予定を事細かにアクションとして指定しても、そのすべてを描写することは不可能です。アクションには、一番やりたいことを書いてくださいね。なお、このタイムスケジュールは、物語の進行によって変動する可能性があります。
ではまた《大陸》でお会いしましょう。
第2章の指針
二つ以上の指針にまたがる行動(シャッセに会ってからモースに会う等)は、基本的にどちらか一方しか採用できません。
- 指針1:シャッセの病気に関わる
- 面会や調査等。
- 指針2:モースに関わる
- モースはディルワースへ出かけます。彼とお話したい子猫ちゃんはどうぞ。モースの留守宅でからくり人形と遊ぶのもこちら。
- 指針3:赤ん坊に関わる
- 指針4:我が道を行く
- ※アンケート
キャラクターたちにアンケートです。アクションのついでにでもお答えください。
-
1.最近うれしかったことは何ですか?
2.最近かなしかったことは何ですか?
※アクションメールの件名は、「第2章アクション:(キャラクター名)」としてください。内容確認後数日以内に「アクション届きましたメール」を返信いたします。アクションメールは、1通のみにしてくださいね。後から届いた補足のメールは参照できないことがあります。
登場人物たち
- シャッセ
- 一人称僕。病状は横ばい?
- モース
- 二人称子猫ちゃん。人の話は聞いていないようでちゃんと聞いてます。林檎好き。
- 赤ん坊
- 人間の男の子です。名前募集。
用語説明
以下の地名・名称が出てきていますが、直接物語に関わるものではありません。
- 《大吊り橋》
- 《大陸》の北部を、中部から大きく隔てている大亀裂にかけられている橋。《大吊り橋》以北がいわゆる北部であり、ディルワースからは馬で30日程度かかります。ディルワースまで旅してきた方々はおそらくみんな、この吊り橋を渡ってきたことでしょう。目もくらむような断崖に掛けられた、強風に揺れる吊り橋を……。参考までに、ディルワースの気候はコーカサス地方を参考にして描写しています。黒海・カスピ海沿岸、グルジアとかあのあたりですね。ワインがおいしいらしんだなぁ……。
- 《精霊の島》
- あらゆる精霊が集い、その力が結晶となってできた島だと言われています。異界の存在とも交流しやすい場所であるため、召喚師一族の学校が建てられました。モースは一時、この《学院》で師事していたことがあるようですが、それはまた別の話。
- 《十重の蕾》とえのつぼみ
- 《大陸》東部で伝えられている神。癒しの力があるらしいのですが、真の名前は伝わっていません(《大陸》を去った神々の名前は忘れられており、ただ二つ名が伝わるのみです。最後まで《大陸》に残って戦った三柱の兄弟神の名前は、PBeM2001で明らかになりましたが、とある契約により、そのことは伏せられています)。
個別メッセージ
- ■カミオ・フォルティゴ
-
郵便配達を頼まれましたが、もちろん急ぎではありません。カミオさんは、今までにどんなものを(どんな「へんな」ものを、と言い換えても可)届けたことがありますか? たとえばもし、過去への手紙……だったら、どうします?
- ■ルナリオン
-
唯一、第1章から魔法を使っているルナリオンさんです。人形どもには効き目のないものでしたけどね。モースはきっと寂しいのや静かなのは、好きではないと思います。
はちみつ色の髪をしている人、多いような。イコさんやコルムさんもそうですね。
- ■ジェラ・ドリム
-
どうですか? ぱっと見た感じ、お眼鏡にかないそうな人はいましたでしょうか?
同じ年頃の子達とつるんでそうです。お互いのペット(ではないけれど)自慢なんかしてそうです。でも、ちゃんと女の子らしい気遣いもしていそうです。
- ■ミュー&カロン
-
たぶんミューちゃんは、あまり難しいことはできないと思うので、カロンさんメインの描写にしています。調香魔法の効果については、Guestroomのとおりです。でも調香魔法自体は、雨の日は発動しにくくなると思います。
- ■ディルウィード=ウッドラフ
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人のよさそうなところを見事につけこまれております。見た感じ、明らかに人がよさそうな人って、実はあんまりいないメンバーなのです(笑)。魔法の発動スタイルは、普通に「呪文を詠唱」でよろしいですか? もちろん発動の機会があるかどうかはまた別ですが。
- ■コルム・バルトロー
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同じ医者つながりとして、フォリルさんとの考え方の違い・絡み方などなど、これからが楽しみです。薬学も、グリースボーナさんの妖精族のそれとはまた違うでしょうし、頑張ってシャッセを治してあげてください。なるべく早く戻れるといいですね。
- ■ミスティ=デューラー
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過大解釈なのですが、「わが道」に近いと判断して、ああいうことになっています。ちなみに、濃ゆい設定が多い一行の中でも、一番爆弾を抱えている人です。赤ん坊は生まれたて、というより乳児くらいですね。もちろんミスティの子供ではありません。
- ■ルイン・ディル・オーク
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クラッカーとの暴れっぷりがあんまり書けなかったのですが、態度の違いは出たでしょうか? 成長が楽しみな人でもあります。盗賊メンバーも多いので、仲良くしてくださいね(?)。誰が一番優秀な盗賊なんでしょうね。
- ■フィリス
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旅芸人はいるにしても、流しの一人手品師というのは珍しいですね。「冒険に出た理由」あたりの設定はこれから徐々に出していきますね。
それと、複数の行動をいっぺんにこなそうとするのは難しいので、できれば「一番やりたいのはこれ!」っと決め打ちをおすすめします。今回も書けなかった部分が多くてごめんなさい。
- ■ローズ・マリィ
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唯一のディルワース人ですね。ということは……《狂乱病》にかかる可能性があります。お楽しみに。シャッセはローズが思っているほど、幸せかどうか? ご判断くださいませ。
- ■クーレル・ディルクラート
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迷子ちゃん。「妙な雑学に通じている」ってのをもっと書けばよかったですね。モースはああいう人なので、クーレルの行き先に注目しているというのは本当です。ローズさん、フィリスさんあたりと相性がいいのでは。
- ■イコ=ラッテ
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怖い思いをさせてしまってすみませんでした。でもモースの誉め殺し攻撃は、イヤですか? 成長を楽しみにしています。そうそう、泥棒一家さんですが、今までにどんなお宝を見たことがありますか?
- ■ゴド・シシュー
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イコさんと仲良さそうな気がします。気が弱そうなところばっかり書いてしまいましたが、商売してるときは、強気、なのかな……。こちらも成長を楽しみにしています。
- ■フォリル・フェルナー
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がんがんお姫さま診察を進めてもらいました。ベテランぽい雰囲気なので、コルムさんと対照的で書きやすいです。シャッセの個々の病状は既知のものですが、複合的に精神・肉体双方に結果を及ぼしているようです。
- ■エルム=アムテンツァ
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ディルワースに来たのは仕事の途中なのか、仕事の後なのか迷ったのですが、余裕がありそうだったので「仕事前」なのかな?と。エルムさんの目指す高みがどこなのか、楽しみにしてます。ちなみに今回は濃い人が多いですよー。
- ■オシアン
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たぶん今回のメンバーの中で一番お金持ち。いたずらっ子たちに盗まれないようにしてください。理論武装してそうでちょっとどきどきしています。林檎を持ってきてくれたので、賢者の覚えもめでたい? でもやっぱり子猫ちゃん。
- ■リュカ・シー・オーウェスト
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《精霊の島の学院》というのを、モースの設定に使わせていただきました。ちょこっと名前を変えているところがあるのですが(《獣の学派》)お許しください。そして肝心の召喚獣たちが書けなかったのですが、これはそのうち。
- ■アーシュ・ノワール
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唯一武器を構えた人。実は戦闘ってそんなに起こらないのですよね。人形さんたちはああやって挑発し、人の気を逆なでするのが好きなので、相手をしないほうがよいでしょう。
《狂乱病》治療に必要な薬はこれ!ってのは、モースにもまだ分からないのです。
- ■ベネディクトン・ヴァリアント
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意外にモースのタイプなのかもしれません。ストイックな女性。右手の剣って……寝るときはずせるんですか? いえ、気になりまして。
- ■ソロモン・ウィリアムス
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《竜の牙》は《竜》と名前がついているだけで、好事家の間ではそれなりに知られています。裏を返せば、普通の人や《大陸》の反対側の人には縁の無いもの。《竜》関連アイテムは一般ピープルの身にならないのは先日お伝えしたとおりです。意外にリスクがあるかもしれないこの相場。ソロモンさんは、ギャンブルに身を投じるほうでしょうか?
- ■フューリン・ベイト
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ディルワースはそこそこ文化的な街ですが、図書館のようなレベルの施設はありません(あっても私設で小規模)。三兄弟の神殿が、もろもろの施設を兼ねています。神官たちはヒマなので、遊びに行けばいろいろともてなしてくれるでしょう。
- ■レイス
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モースは芸術に対する目が肥えていそうなので、レイスさんの竪琴はきっと楽しみにしているでしょう。今回は人数が多いので、アクションにもっともっとキャラクターらしさを出してもらえると書きやすいです。
- ■ジェイス・オールドマン
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フィリスさんなんか、勧誘してみたらいかがですか?
というのはさておき、なにもなしでいきなり姫訪問はマズイです(笑)。今後はシャッセと顔なじみなので、自由に離宮と行き来することができます。なんだか、いろんな「お供」たちに懐かれてそうです。お世話してるのはジェイスさんだったりして。
- ■グリースボーナ
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エルフなのですが《妖精族》ということで描写しております。これは中つ国およびユルセルーム好きな私のわがままです。ニュアンス、微妙に違います。今の《大陸》では、エルフ族を含む《妖精族》のみなさんはほとんど見ることができません。もちろん《竜》よりは、全然会えますけどね。

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