書庫

マスターより

 お待たせしました。ついに、第6章。ここまで来ました!
 あっという間のような、まだまだ山頂は見えないような、不思議な気持ちです。そして1日遅刻。なかなかラスト1日の壁が手ごわくって申し訳ありません! ああ、もっとスピードアップしたいものです。
 そんなマスターの反省は、後にしまして……。

 物語の補足。
 まず、残念ながらパーピュアさんがアクション未着となったことから、パーピュアさん関連指針はマイナス判定からスタートとなりました。《円盾の防護》を解除するための策として、ヨシュアさんの術式が発動準備中となっています。実際に効果を現すのは第7章となりますが、成功するかどうかはまだわかりません。ゲーム的には、協力者の行動も含めて判定します。
 それからラムリュアさん。カインさん・リュートさん・クオンテさんでは発動しなかった鳥の鍵は、ラムリュアさんによって発動。ラムリュアさんが器に選ばれましたが、もうひとつが空席状態のため、不完全なまま儀式が進行しています。もうひとり、条件に合う誰かが鍵を手に取り玉座に座るか、力ずくでラムリュアさんが脱出するかといったところでしょうか。ヨシュアさんの術が発動すれば結晶体は崩壊し、結果ラムリュアさんも脱出できることになりますが、肉塊さんをどうするかという問題が残ります。ルドール、ミスト、ミルドレッド、それぞれに対し何かしたいことがある方はぜひアクションどうぞ。

 次回は第7章です。登場人物たちに絡みつく迷宮の糸を解き、朝という出口に向かってほしいと思います。指針はひとつだけ。やりたいことを、やりましょう。

 楽しんでいただけていますか。キャラクターが何を考えているのかわからない? どうしたらいいかわからない? ああそんなことが有りませんように! どうか、物語の最後はあなたの手で、あなたの気持ちを託してください。頑張って受け止めます。この物語の行方が楽しみで仕方ないアカツキです。

 何が正しいのか、何をしたいのか、何が答えなのか。
 生かすも殺すもキャラクターの手の中にある存在を前にして、取るべき行動はあるのでしょうか。
 考えていただきたいのは、例えばこんなようなこと。
 意思を持つ強大な力と、意思を持たぬ人間。
 利用するものと、されるもの。
 父と子。大人と子ども。自己と他者。世代交代。
 救い。生きる目的。人間ということ。裁くこと。
 神。世界に対する問い。責任と判断。答え。
 Crusade。
 あなたはどうしたいのか? 
 たぶん生きていく旅の中でそういう場面はたくさんあるはずで、これが最後の一回ではありません。
 ただ、この物語の中で、あなたの行動と想いの行方を書くことができる、アカツキにとって最後の一回というだけです。

 ……ちょっぴりおセンチになりましたが、たまにはそんな日もあっていいじゃない!
 それではまた《大陸》でお会いしましょう。
 クルセイドといえば「聖エルザクルセイダーズ」を思い浮かべるアカツキでした。

登場人物たち

アダマス
50代男性。腰痛持ち。寄る年波には勝てません。
ホールデン
60代男性。老勇士ここにあり。
カッサンドラ
20歳?女性。白い豹の姿を持つ。ラージと契約中。
クレド
13歳の少年。パルナッソスの孤児。将来の夢は騎士。
グロリア
14歳の少女。パルナッソスの孤児。記憶を失い、将来に絶望中。
ミルドレッド
24歳女性。《朝告げる鳥》の儀式のために作られ育成されたルドールの娘。記憶を取り戻した。
スィークリール
金色の大きなからくり犬。 荷物持ちと化しつつある。アダマス、リュートたちと同行。
ミスト
炎を操る子ども。素直。
ドール(ルドール)
前パルナッソス教区長。外見40代、実年齢50代。《朝告げる鳥》の儀式のために作られ育成されたグラファの息子。
ミスティルテイン
《炎湧く泉》に住んでいた火山の精霊。いろんな意味で人間臭い。
グラファ
《朝告げる鳥》計画の執行者? ルドールの父。

第7章の行動指針と補足

1.朝を迎える

1.求憐誦 2.栄光頌 3.信仰宣言 4.三聖頌 マスターより

書庫へもどる