PBeM《ciel RASEN》 - 2005 : 第5章

マスターより

 大変お待たせしました! スケジュール管理が甘くてごめんなさい。月初のごたごたやら年度末の気配やらが大波となって押し寄せてました。年度末まで(つまり3月まで……)この傾向が続きそうなので、スケジュールは今後も乱れそうです。本当にごめんなさい。スケジュールに関してはまた改めて。

さて第5章、やはりメインはレオあたりですね。物語での描写がキャラクターによりかなり偏りがでてしまいました。対象に指定してアクションがかけられている場合(指針の4ですね)、描写が多めになっています。小ネタはキャラクター同士の行動場所に無理がない場合に描写されています。また、そろそろお気づきの方もいるかもしれませんが、「同室の相手」に対する行動は比較的成功しやすくなっています。某部屋の惨状をご覧いただければ、これが単にボーナスとのみいえるものではないこともお分かりでしょう。

アクション判定の結果、第6章に持ち越しになっているところもあります。これはアクション優先順位・他のキャラクターのアクションの影響等によるものです。……マスターとしては、そうきたか!という感じで胸がいっぱいです。なんというかパーミッションデッキっぽいというか。フラグ立ちまくりというか。よくわからないたとえですが。果たしてよい意味で予想を裏切ることができたのでしょうか、とってもドキドキの第5章でもあります。そして、ついにここまできたなあと感慨深くもある第5章。ネタバレはしませんので楽しんでもらえたらうれしいのです。ああドキドキ。

次回は5章の直後からスタートです。
具体的には「6.墜ちた月」に登場しているキャラクターは、次回もそこからスタートすることになります。それ以外の人は館にいるものとします。館と海中を行き来するような行動は時間がかかる=判定厳しめになります。
指針がまたがる行動は成功しにくくなる、というルールも健在ですのでお間違えなく。

■例:「旅人さんに○○して、レオに△△して、ティアに××する」という行動は、基本的に、優先度の最も高い(指針として選択している)ものしか描写されません。優先順位の判断に迷うときは指針を基準にしています。
特に次回は、さまざまな思惑が交差することが予想されます。アクションの書き方によっては、成功するものも失敗になってしまうので気をつけてくださいな。

物語も残すところあと2章となりました。そろそろ風呂敷を畳みにかかっております。アクションをかけるという形で物語に関わることができるのも、あと2回ですね。本編は第7章で終わりますが、8章目を最終章として、各キャラクターのエピローグを書こうと思っています。身の振り方をまだ決めていないひとも、ひたすら愛に生きているひとも、そしてあなたも。
願いは、叶うでしょうか?
それではご意見・ご感想等お待ちしております。
また《大陸》でお会いしましょう。


■スケジュール関係。
次回第6章アクション締切:1月9日(月)
 第5章の個別メッセージ&個別物語は、12月17日までには送れたらいいなあと思ってます。
キャラクターチャットは今のところ12月22日or23日が候補です。
参加されるキャラクターは、「何か芸」をひとつ考えておいてくださいませー。

第6章の指針+アンケート

※少女の人も行動できます。

1.姫君たちに関わる
2.ティアに関わる
3.レオに関わる
4.(その他の登場人物あるいは参加キャラクター)に関わる
5.願いを叶える ※「6.墜ちた月」登場キャラクター限定
6.我が道を行く
キャラクターへのアンケート
もし伝書鳩に招かれなければ、自分はどのように過ごしていたと思いますか? 伝書鳩に招かれてよかったと思いますか?

登場人物たち

ジニア
顔の左半分を仮面で隠した女。背が高く、長い黒髪と長い黒スカートを纏う。姫君に仕えており、館のすべてを取り仕切る。20代後半?
仮面の下に隠していたものを溢しはじめた様子? まろうどたちの行動を眺めるその視線は昏い。赤いコサージュは引き出しの奥へ。
マロウ
奇妙に捻れた飾り角を頭部につけた男。褐色の肌、翠玉の瞳。姫君に仕えており、海と森を取り仕切る。20代前半?
自ら記憶をなくすことを選んだ、かつてのまろうど。仕事の終わりが近くても遠くとも、やることは変わらない。彼にとってシストゥスは不可解な存在であったらしい。
ふたりの姫君
双子のようによく似ている、館のあるじたち。抜けるような白い肌、幾重ものひだのある絢爛な衣装と、高く結い上げた奇妙な髪型が特徴。姉姫はウィユ、妹姫はレヴル。外見13〜15歳くらい。
鳥のなぐさみにローラナの子を求めるが……。
レオ
記憶喪失で浜辺に流れ着いた少年。金髪に抜けるような白い肌。灰色に濁った瞳は光を失っている……はずだったが? 
ティア
漂流の末流れ着いた元まろうど。かつて《パンドラ》と呼ばれていた獣。少女の姿だが鳥の力を行使しバーサーク中。 ルシカ、エルリック、スティナ、ロミオと仲良し。
シストゥス
かつて《島》に滞在していたらしい旅人。手帳が発見される。
キヴァルナ
かつて《島》に滞在していたらしい旅人。地図を残している。
ルー
ティア(《パンドラ》)が会いたがっていた人物。
《月光》
最初のまろうど。とある実験によりつくりだされた姫君たちを保護した人物。胎内にてまろうどを待ち受ける。

1.運命の縦糸2.レオの朝、ティアの朝3.姫ならぬ者4.勝利と破壊の御名の下5.処刑と断罪6.墜ちた月7.鏡と半分マスターより